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ファナックCRXシリーズ連携のAI外観検査するソフトウェア 検査時間を4分の1に短縮

ファナック(FANUC)製の協働ロボットCRXシリーズのプラグイン対応機器として開発され、2023年6月に発売したAI外観検査ソリューション「FANUC CRXシリーズ」が検査時間を4分の1に短縮した。1月24日から3日間、東京ビッグサイトで開催される「スマート工場EXPO」で複数カメラ撮影のデモを初公開。

「HACARUS Check for FANUC CRXシリーズ」

株式会社HACARUS(ハカルス)は、“次世代の「はかる」をあらゆる産業に” をミッションとするAIソリューション会社だ。

昨今エンジンブロックなど大型部品のAI外観検査の相談が急増する中、HACARUSは、重量があり、サイズの大きいワークに対応し、かつ検査時間を最少化できる撮像方法の検討・実証を進め、「HACARUS Check for FANUC CRXシリーズ」はフード内にカメラ5台と照明を内蔵し、検査時間を既存製品の4分の1にすることを可能した。

HACARUS Check for FANUC CRXシリーズ (出典:株式会社HACARUS)

HACARUS Check for FANUC CRXシリーズは、ファナック株式会社(FANUC)製の協働ロボットCRXシリーズのプラグイン対応機器として開発され、2023年6月に発売したAI外観検査ソリューションである。

HACARUS独自のAI技術とハードウェアを組み合わせたAIソリューションで、従来不可能だった外観検査の自動化や360度検査などを実現し、それぞれの課題に合わせた提案型ソリューションとして製品化された。具体的には以下のような課題を解決する。

・ダイカストなどざらついた表面の目視検査をなくしたい
・めっき加工品など鏡面部品を撮像し、目視検査をなくしたい
・外観検査を完全自動化したい
・導入コストを抑えて検査を自動化したい
・検査の立ち上げ時間を大幅に短縮したい

「スマート工場EXPO」で
撮像デモを初公開

開発の背景となったのは、大型アルミダイカスト部品の新生産技術だ。2023年、この新生産技術が注目を集め、今後、EV(電動車:Electric Vehicle)での採用も期待されることから、大型一体成形のダイカストマシンの導入を進める大手製造業もある。

HACARUS CheckシリーズのAIソフトウェアは、ダイカスト部品に強みを発揮するため、これまでの小型部品に加え、大型部品に対応する複数カメラオプションを開発した。量産する前の検証機としても最適だ。

外観検査の完全自動化パッケージから、導入費用を抑えたい人向けにCRXを自社で購入する場合のオプションも用意されている。試験運転開始までは、最短3ヶ月。自社でのワークを検査可能かは、初回オンライン面談後に良品5〜10個と不具合品を送れば検証してくれる。

東京ビッグサイトで開催される「スマート工場EXPO」でいよいよ複数カメラオプションの初デモが行われる。製造業の目視検査を自動化するソリューションも紹介される。

<出展概要>
名称:第8回スマート工場EXPO IoT/AI/FAによる製造革新展

会期:2024年1月24日(水)〜26日(金) 10時〜17時
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社
小間番号:W67-35

HACARUSについて

『次世代の「はかる」をあらゆる産業に』をミッションに、少ないデータで抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供。2014年の設立から、医療・製造・インフラなど数多くの企業の問題解決に貢献してきた経験と独自の技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省力化の成功を目指す。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人とAIが共存する未来の実現に取り組む。
https://hacarus.com/ja/

DATA

FANUC CRXシリーズ連携のAI外観検査 検査時間を4分の1に短縮


取材・文/脇谷美佳子

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