NSWの2つのソリューションが製造現場の保守業務を劇的に効率化!
2024/06/12
工場のDXとFAを推進する上で、省人化とコスト削減に貢献する「はじめの一歩」として、NSWのソリューションが製造現場の保守業務で導入が急増している。スマートファクトリーを推進するNSWの2つのサービスを紹介する。
目視巡回点検を効率化するクラウドサービス
設備保全における計器の巡回点検の省人化を実現
設備保全における計器の巡回点検の省人化を実現するNSWのLiLz Gauge(リルズ・ゲージ)。専用カメラが搭載され、1日3回の撮影で約3年間連続動作。パソコンやスマートフォンで自宅からのリモート監視ができ、1台からのトライアル導入も可能だ。
電波の届きにくい場所でもIoT化して設置後すぐに運用開始。取得したデータはクラウドに集約され、各種設備データの統合管理を実現。
サービスソリューション担当の別府佑香さんは、「電源や配線工事の必要がなく、設置後すぐに運用開始できます。カメラ位置の調整や撮影解像度の変更、撮影スケジュールなど、すべて専用アプリで設定が可能です。防爆モデルの発売が予定されており、無償トライアルも承ります。一度使うとその良さにほれこみ、多くの企業が使用を継続しています」と話す。
LiLz Gaugeのシステム構成
IoTカメラ設置例
導入企業(大手製造メーカー)の声
屋外に設置されたタンク残量を、週1回作業員が確認をしていたが、LiLz Gauge設置により作業が自動化。確認漏れを防ぐことが可能に。クラウド上にアップロードされた取得データを遠隔で状態確認でき、データ蓄積も行えるようになった。
1ヵ月の無償トライアル実施中!
本格的な導入の前にトライアルで基本的な機能を手軽に体験しませんか?
■ 体験できること
・カメラの設置・取付位置の調整
・対象計器の読み取り初期設定
・照明の明暗による露光調整
・撮影データの精度検証
産業用スマートグラス「RealWear」が
作業を対話型で支援
RealWearは音声認識による100%ハンズフリーを実現した産業用スマートグラスだ。紙のマニュアル確認やタブレット操作なしに、現場作業者と遠隔地とのコミュニケーションが可能で、製造現場やフィールドサポートもできる。映像・音声で作業記録をスマートに作成・共有でき、業務時間の大幅短縮につながる。
「熟練者の技術を継承することにもつながり、それぞれ各拠点にいながら作業工程の共有が可能です。端末のみの購入もでき、導入ハードルを低く設定しています」(別府さん)。
また、マイクロソフト社が提供するAzure OpenAI Service(アジュール・オープンAIサービス)搭載の作業支援サービスをオプションで利用できる。現場から会話ベースでAIに質問すれば、熟練者に代わってAIが最適解を回答する。
これまで対話型AIサービスChatGPTは、業務効率化への期待やその利便性の高さから多くの企業が業務活用を検討する一方で、最新情報が反映されていない、情報ソースを指定できない、情報漏洩などのセキュリティ面の不安がある、などの点が活用検討の課題となっていた。
Azure OpenAI Serviceであれば、社内に蓄積されたノウハウやマニュアルなどの社内ドキュメントをもとに、現場作業者に適切な情報を提供できる。
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410,000円(税別)。高所から落としても壊れない丈夫さ。Azure OpenAI Serviceを搭載した対話型作業支援ソリューションもオプションで利用可能。
RealWear×Azure Open AI サービス
導入企業(製造・販売業者)の声
2021年に導入開始。出荷した製品にトラブルがあって、経験の浅い技術者が現場に向かった際、遠隔から有識者がRealWearを利用して画像共有しながら音声サポートができた。トラブルの早期解決でスピード力と対応力が強化された。
企業の課題解決を担う
NSWのテクノロジー
1966年創業のNSWは、長年にわたる幅広い業種での豊富な実績と経験を生かし、製造や流通などの業種に対応したシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供するDXのエキスパート企業だ。
車載や通信・設備分野における組み込みシステム開発やLSI、ボードの設計開発などを行い、これらの実績を生かしたIoT、AI、エッジコンピューティングなどの分野で新たな価値創造に取り組む。
デジタルによって顧客のビジネスを最前線に導くための戦略立案・改善立案からプロジェクト計画、システム導入、効果測定まで、伴走型のDX実現のパートナーとして顧客と共にビジネス共創を推進している。
「LiLz Gauge」「RealWear」はどちらも展示ブースで無料体験可能。使い心地を一度体感してみるのをぜひお勧めしたい。
問い合わせ
NSW株式会社
東京都渋谷区桜丘町31-11
TEL:03-3770-1111(平日9:00〜18:00)
ものづくりワールド【東京】に出展!
ブース番号:S2-6
取材・文:脇谷 美佳子
FACTORY JOURNAL vol.2(2024年夏号)
Sponsored by NSW株式会社