【JIMTOF2024リポート①】モノづくりを革新する複合的なソリューション
2024/11/12
2024年11月5日(火)~10日(日)、世界4大工作機械見本市の一つである「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」が、東京ビッグサイトで開かれた。展示されたソリューションのなかから、モノづくりを革新する複合的なソリューションを紹介する。
最先端の技術・製品が
世界中から集結する総合見本市
過去最大規模の1262社が出展したJIMTOF2024
JIMTOFは工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市だ。最先端の技術・製品が世界中から集結し、世界4大工作機械見本市の一つに数えられている。多くの出展者がJIMTOFに合わせて新製品の開発を行うなど、最先端技術がいち早く発表される場として、世界各国・地域の業界関係者より高く評価されている。景況に左右されることなく、近年のJIMTOFは継続的に10万人以上の来場者をお迎えしており、高く安定した集客力には定評がある。業界最先端の技術者会議から業界トップが経営戦略を語る講演会・セミナーが開催され、JIMTOFは専門性の高い情報が飛び交う併催企画も充実している。
JIMTOFには製品購入権限のある役員・購買責任者や、実際に製品を取り扱い、購入に関与する方々が多数来場する。直接、製品・技術をアピールし、具体的な商談をスタートさせるチャンスだ。JIMTOF2024には、前回を上回る過去最大規模の1262社が出展した。
モノづくりを革新する
複合的なソリューション
ヤマザキマザックの展示ブース
ヤマザキマザックは、愛知県大口町に本社を置く日本の大手工作機械メーカー。略称はMazak。工作機械のグローバルリーダーとしてCNC旋盤、マシニングセンタ、レーザ加工機から複合加工機、5軸加工機まで、幅広い製品を展開するとともに、自動化システム、IoTソリューションを提案している
JIMTOF2024では、「マザトロールで創るモノづくり革新」をテーマに、出展企業最大規模のブースに最新鋭の工作機械、レーザ加工機、自動化システムを出展した。マザトロールは、1981年に世界初の対話式プログラミングを可能とした革新的なCNC装置として誕生した。それ以降、さまざまな先進機能を導入しながら進化を続けている。会場では、進化し続けるCNC装置マザトロールをはじめ、モノづくりを革新する複合的なソリューションを展示し、来場者の注目を集めていた。
DATA
取材・文/ 高橋健一