【ロボットテクノロジージャパン リポート①】ロボットの価値を最大化させるソリューション
2024/07/09
2024年7月4日(木)~6日(土)、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開かれた。 展示されたソリューションのなかから、ロボットの価値を最大化させるソリューションを紹介する。
前回より2割増
1320のブースに出展
「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には244社・団体が出展した。前回よりも2割多い、1320のブースで、産業用ロボットメーカーやロボットシステムインテグレータ、商社などが最新のテクノロジー・ソリューションを披露した。会場には、3日間で前回を約4500人上回る46405人が訪れた。
SMCの展示ブース
ロボットの価値を
最大化させるソリューション
SMCは、東京都千代田区に本社がある自動制御機器製品メーカー。工場の自動化設備の空圧制御機器で世界トップのシェアを誇る。会場では、「ロボットの価値を最大化させる!」をキャッチコピーに、産業用ロボットとこれからの協働ロボットに最適な周辺機器や先端ツールを、ロボットを使用したデモを交えて紹介した。
協働ロボット対応電動グリッパ「LEHRシリーズ」は、高さ56mmで取り付け位置と把持点が短く、ロボット負担の少ない基本型と、奥行き63mmで狭い場所での利用に便利な縦型の2種類をラインナップしている。把持力は60〜140N。ツールの固定は2本のクランパボルトを締結するだけで交換でき、M8コネクタによる電気配線1本を接続するだけで作動する、Plug&Playに対応。UNIVERSAL ROBOTS、FANUC、オムロン/THECHMAN ROBOT社の協働ロボットに対応している。
DATA
取材・文/ 高橋健一