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【ロボットテクノロジージャパン リポート⑦】協働ロボットを活用した自動化ソリューション

2024年7月4日(木)~6日(土)、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開かれた。展示されたソリューションのなかから、協働ロボットを活用した自動化ソリューションを紹介する。

前回より2割増
1320のブースに出展

「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には244社・団体が出展した。前回よりも2割多い、1320のブースで、産業用ロボットメーカーやロボットシステムインテグレータ、商社などが最新のテクノロジー・ソリューションを披露した。会場には、3日間で前回を約4500人上回る46405人が訪れた。

JAKA Roboticsの展示ブース

協働ロボットを活用した
自動化ソリューション

JAKA Roboticsは2014年に中国で創業した。JAKAは上海交通大学ロボット研究所が1979年以来培ってきたコア技術および研究開発のDNAを受け継ぎ、ロボット開発分野における権威的な専門家10名以上および経験豊富な技術者100名以上によって強力な研究開発チームを結成している。 ドライブ・コントロール・インテグレーション、インテグラル・ジョイント、フリードライブ・プログラミング、ワイヤレス・コネクションなど複数の応用分野で画期的な実績を打ち立て、常にロボット開発のトレンドをリードしている。

コンパクトで軽量なJAKAの協働ロボットは、安全性と精度を最優先に設計されている。すでに何百もの企業が生産ラインを自動化し、生産性を向上させるのに貢献している。溶接から組み立てまで、この柔軟なロボットアームが24時間365日、その責任を果たしている。ロボットテクノロジージャパンの会場で、JAKA社は協働ロボットの新製品「mini2」と「Zu 20」を初披露し、来場者の注目を集めていた。東京に本社がある進和株式会社は、JAKAロボティクス(中国)の国内総代理店を務めている。

DATA

JAKA Robotics


取材・文/高橋健一

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