【ロボットテクノロジージャパン リポート③】顧客のニーズにマッチした「ちょうどいい自動化」を提案
2024/07/29
2024年7月4日(木)~6日(土)、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開かれた。展示されたソリューションのなかから、顧客のニーズにマッチした「ちょうどいい自動化」を提案する企業を紹介する。
前回より2割増
1320のブースに出展
「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には244社・団体が出展した。前回よりも2割多い、1320のブースで、産業用ロボットメーカーやロボットシステムインテグレータ、商社などが最新のテクノロジー・ソリューションを披露した。会場には、3日間で前回を約4,500人上回る46,405人が訪れた。
オリエンタルモーターの展示ブース
顧客のニーズにマッチした
ちょうどいい自動化を提案
オリエンタルモーターは、精密小型モーターや制御用電子回路などの開発、製造、販売を行っている。同社は、「既存生産ラインへのロボット設置や自社の実情に沿ったロボットの導入、自動化を行いたい」という顧客のニーズにマッチした「ちょうどいい自動化」作りを提案している。
小型・薄型・軽量ロボット OVRシリーズの提案や、モーターを使ったスペースやスペックに沿ったロボットの内製提案、またロボットの周辺の動きまでを含めた自動化のヒントを提供する。
小型・薄型・軽量ロボット OVRシリーズは、垂直多関節ロボット(6軸・5軸・4軸)、水平多関節ロボットをラインアップ。最大可搬質量が5kgまでの小型ロボットだ。簡単に制御できるコントローラも用意しているので、自動化に初めて取り組む企業でも安心して導入できる。
専門性の高いスタッフが
FAシステムの構築をサポート
オリムベクスタは、オリエンタルモーターのグループ企業である。FAシステムを構築するための、さまざまな製品やシステムを提案している。「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には、オリエンタルモーターと共同出展した。オリエンタルモーターで培ったスキルを持つ専門性の高いスタッフが、国内・海外のさまざまなメーカーの製品の中から、最新で最適な製品を選び、もっとも効果的な組み合わせを考え、トータルでFAシステムの構築をサポートしている。
DATA
取材・文/高橋健一