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【ロボットテクノロジージャパン リポート④】AIと3Dビジョンで協働ロボットを知能化

2024年7月4日(木)~6日(土)、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開かれた。 展示されたソリューションのなかから、協働ロボットを知能化し、ロボットの活用シーンを広げるサービスを紹介する。

前回より2割増
1320のブースに出展

「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には244社・団体が出展した。前回よりも2割多い、1320のブースで、産業用ロボットメーカーやロボットシステムインテグレータ、商社などが最新のテクノロジー・ソリューションを披露した。会場には、3日間で前回を約4500人上回る46405人が訪れた。

京セラの展示ブース

協働ロボットを知能化し
ロボットの活用シーンを広げる

京セラは2023年11月に「京セラロボティックサービス」の提供を開始した。このサービスは、AIと3Dビジョンで協働ロボットを知能化し、ロボットの活用シーンを広げるサービスである。クラウドで管理・運用しサブスクでサービスを提供する。

ロボットはAIと3Dビジョンで自律性を獲得し自ら判断して動作するため、変種変量生産や不規則工程に対応できる。クラウドプラットフォームでは、 ロボットの機能追加や性能向上が可能であり、最適化され価値が高まる。また、ロボットの作業指示内容(ジョブ)や稼働状況もクラウドで管理されるため、複数のロボットでジョブの共有やリモートでロボットの状態管理ができ、ひとつのタブレットで複数のロボットにジョブをまとめて指示することも可能になる。

DATA

京セラ株式会社


取材・文/ 高橋健一

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