【ものづくりワールド リポート①】業務効率化を実現する対話型作業支援ソリューション
2024/06/27
2024年6月19日(水)~21日(金)、第36回ものづくりワールド【東京】が東京ビッグサイトで開催された。展示されたソリューションのなかから、ChatGPTと連携した対話型作業支援ソリューションを紹介する。
約2000社の
新製品・新技術が出展
ものづくりワールドは、IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品などが出展し、製造業の設計開発、製造、生産技術、情報システム部門の人達が来場する。今回の展示会には、1978社の新製品・新技術が出展し、3日間で69717人が訪れた。
業務効率化を実現する
対話型作業支援ソリューション
NSW株式会社の展示ブース
NSW株式会社は、自社のコア技術(デバイスデザイン、組み込みエッジ技術、業種・業務ノウハウ、クラウド技術)だけでなく、IoT、分析AI、RPA、AR/VR、ブロックチェーンに関連した幅広い技術を提供している。
来場者の注目を集めていたのが、対話型作業支援ソリューション「RealWear」。音声認識による100%ハンズフリーを実現する産業用スマートグラスで、欧米で高いシェアを占めている。現場作業の業務効率化、TeamsやZoomを用いた遠隔地からの遠隔指示、交通費や人件費の削減、教育促進といった機能に加えて、新たにChatGPTと連携した対話型作業支援ソリューションとして、社内ノウハウを現場で音声によって確認できるシステムが追加された。
DATA
取材・文/高橋健一