【ロボットテクノロジージャパン リポート⑥】協働ロボットを活用したパレタイジングシステム
2024/08/01
2024年7月4日(木)~6日(土)、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で開かれた。展示されたソリューションのなかから、協働ロボットを活用したパレタイジングシステムを紹介する。
前回より2割増
1320のブースに出展
「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 」には244社・団体が出展した。前回よりも2割多い、1320のブースで、産業用ロボットメーカーやロボットシステムインテグレータ、商社などが最新のテクノロジー・ソリューションを披露した。会場には、3日間で前回を約4500人上回る46405人が訪れた。
大喜産業の展示ブース
協働ロボットを活用した
パレタイジングシステム
大喜産業は、大阪市の本社がある伝動機器・省力化機器・油空圧機器・制御機器・物流搬送機器・環境機器の専門商社。自律走行搬送ロボット(AMR)のリーディングカンパニー「MiR」と、革新的な協働ロボットのツールメーカーである「OnRobot」の特に実績や信頼性の高い代理店にのみ与えられる「プリファードパートナー」に認定された国内正規代理店である。
「PallBot」は、大喜産業オリジナルの協働型パレタイズロボット。工場や物流倉庫の最終工程で使用されるパレタイズロボットをパッケージ化した。 より簡単に、安価で、柔軟性のあるソリューションである。Onrobot社のアプリケーションコントローラー「D:PLOY」をコアテクノロジーとして採用し、オペレーターは簡単なガイダンスに答えることで、ロボットのパレタイズプログラムが生成される。これにより、導入時間が従来比90%削減され、迅速な用途変更が可能となる。
DATA
取材・文/ 高橋健一